遅すぎた恋

私が高校生の頃の話です。クラスに気になる男の子がいました。

でもそこまで大好きという感じではなく何となくいいなと思う程度でした。何もないまま高校三年生の冬になり、卒業まで一ヶ月お休みになる時が来ました。私の妹は私のクラスの別な男の子に好意がありました。そこで私はその子に家に遊びに来てと誘いました。すると難なくいいよとのことでした。そこで色々話したらしくその男の子は帰りました。すると思いも寄らない情報を入手してしまいました。何と私が気になっていた男の子が私のことを好きだというではありませんか。信じがたい気持ちでした。しかし私は嬉しくてついつい電話をかけました。そして私たちも一度会うことになりました。しかし高校を卒業すれば私たちは遠距離になります。それがあったのでお互い付き合うとかいう感じにはならずに一度思い出に会おうという雰囲気でした。他愛もない話をしてご飯を食べてそれは楽しい一日でした。そして帰るねと言ってその男の子は駅まで歩いて行きました。私は送らずにさよならしました。しかしもう会えないと思うと何だか辛くなり自然にあとを走って追いかけました。私は陸上部だったので足には自信がありました。すぐに追いつきました。彼もさすが陸上部だねと言っていました。少し話して最後の別れの時彼は言いました。もう少し早くお互いの気持ちがわかっていれば違う未来があったのかな。私は答えられませんでした。だって後悔したくはなかったからです。現実を受け止めるしかないというのが私の気持ちでした。私は泣きました。そんな私の頭を笑顔でポンポンと叩いいてくれた彼のことが自分が思う以上に好きだったんだと気づいた瞬間でした。